風力発電ニュース

病み上がりで、まだぼけ〜っとしてます(-_-;)
と言うわけで、風力発電ニュースの紹介だけ。

話題を追って 初の風力発電ビル:ポルトアレグレに出現(サンパウロ新聞)

恐らくブラジルでは初めてだろうと言われる風力発電機を設置した商業ビルがポルトアレグレの中心地に完成間際。1200万レアルを投資したビルの屋上に約4万レアルのコストで米国から輸入、当初は3キロワットの発電機を午後6時から9時までの間稼動させ、電気代の50%節約を図る予定だが、経済性が高ければ3倍の規模にするという。現在の所最高5年間で元は取れる計算。ブラジルでは東北伯地域で風力発電の歴史が古いが、フェルナンド・デ・ノロンニャ島では鳥が風車に当って死亡するというので稼動中止の憂き目に遭うことも。今回のビルでも多少それが心配だそうだ。

アルゼンチン:環境活動家、政府の原子エネルギー政策に警戒(JanJan)

アルゼンチン政府は8月23日、中断されていた第3原子力発電所の建設再開、第4発電所建設のためのフィージビリティー調査、濃縮ウラニウム及び重水の生産再開を発表した。
フリオ・デ・ヴィド計画担当大臣は、「産業用エネルギーの需要増加に応えること、放射線治療の無料化により公共医療の向上を図ることが同計画の目的」と語り、平和的利用に限られる点を強調した。
突然の計画発表に、環境保護団体は一様に反発している。グリーンピース・アルゼンチンは、「大多数の市民の願いを、中央左派のキルチネル政権は無視した」との非難声明を発した。以前から原子力発電所増設に反対を表明しているFoundation for the Defense of the Environment(FUNAM)は、受け入れがたい政策と怒りを露にしている。(5月の世論調査では、回答者の67%が、風力発電を始めとする代替エネルギー生産を支持。原子発電所の増設支持は僅か3%であった。)

風力発電機をモンゴルへ 桜美林大生寄贈(読売新聞)

町田市にキャンパスがある桜美林大の環境プロジェクトチームの学生が、モンゴルに風力発電機を寄贈することになった。火力発電所の排煙などで大気汚染が進んでいるというモンゴルに、クリーンエネルギーの風力発電機を贈ろうというもの。学生たちは2日にモンゴルの首都・ウランバートルへ向けて出発し、装置を組み立てる。
同大では3年前、環境問題を討議する学生のゼミ大会で、エコキャンパス化の象徴として構内に風力発電機を設置することが提案された。そして、学生たちが発足させた環境プロジェクトチームの働きかけにより、昨年4月、構内に風力発電機が設置された。
また、モンゴルからの留学生が「石炭による火力発電が主力の首都では、特に冬は排煙で空が真っ黒。風車できれいな電気を起こせたら」と訴えているのを知った学生たちは、自然豊かな草原の国というモンゴルのイメージと異なることに驚き、「ウランバートルに青空を取り戻そう」と、モンゴルに風力発電機を贈る活動を本格的に始めた。
チームは昨年11月、モンゴル出身の横綱朝青龍関に活動の応援団長を依頼。また、風車の購入のため企業を回って協力を呼びかけたり、特製ピンバッジを販売したりして約100万円の資金を集めた。
この資金と、大学側の援助により、最大出力200ワットの風力発電機2基が贈られる。駐日モンゴル大使の紹介で、設置場所もウランバートル郊外の児童養護施設に決定した。
モンゴルには、チーム代表の経営政策学部4年大沢淳さん(22)ら学生9人と、顧問の伊藤章治教授(66)らが訪問し、すでに現地に到着している機材を設置する。2基の稼働により、施設の勉強部屋で使うのには十分な電力を生み出すことが出来るという。