青森竜飛のウィンドファーム老朽化・廃止検討

風力発電の寿命についておよそ20年と言われています。
青森県竜飛ウィンドパークは、1992年5基から増えていき、現在は11基。
東北電力は老朽化によって発電量が低下したため、廃止を検討してます。

風力発電の先駆けとして、研究目的と言うことで建設されたようで、今後のことは検討中。


最近の風車は、当時に比べて進化しているでしょうし、メンテナンスによってだいぶ長寿になっていると
勝手な想像してみたのですが、実際どうなんでしょう?


できれば撤去後に新しく大型風車や太陽光発電など建設してほしいですね。
事業者だけの問題ではなく外ヶ浜町も積極的に対応して、建設的な方針を導き出してほしいです。


「だから風車はダメなんだ」っていうことにならないように。


竜飛ウインドパーク展示館 | 東北電力
http://www.tohoku-epco.co.jp/fureai/pr/tappi.htm

ハローNETあおもり 龍飛ウィンドパーク
 http://hello.net.pref.aomori.jp/minmaya/sightseeing/windpark.html

財団法人 新エネルギー財団
 http://www.nef.or.jp/award/kako/h08/syo4.htm

NEDO/竜飛ウインドパークの実績
 http://www.nedo.go.jp/nedata/14fy/03/g/0003g005.htm

青森・竜飛の風力発電廃止へ 老朽化で利用率低迷

 東北電力が、青森県外ケ浜町に立地する研究用の集合型風力発電所「竜飛ウィンドパーク」(11基、3375キロワット)について、老朽化などから
年度内の廃止を検討していることが9日、分かった。

 竜飛ウィンドパークは、国内初の集合型風力発電施設として、1992年に275キロワット5基を設置。その後、300キロワット5基、500キロワット1基を追加した。
96年度に設備利用率30.0%を達成したが、施設の老朽化から2004年度は14.6%と低迷している。

 同日、日本原子力産業協会の会合に出席するため青森市入りした東北電力の高橋宏明社長は
「既に実証試験の目的は達成された。商業用は現在一基2000キロワット程度と大きくなっている」と強調、廃止を検討していることを明かした。
東北電力青森支店は「設備を今後どうするかは時期を含めて検討中」と話している。

 発電所の風車群は、地元ではシンボル的存在。外ケ浜町では「現行の施設は処分されるのだろうが、商業用発電施設を整備してほしい。
町単独で発電事業者になることも考えている」(産業建設課)と、発電事業の継続を求めている。

河北新報) - 11月10日7時3分更新