風車が倒壊3

昨日も風車倒壊報道がありました。風車批判に論理転換していなかったので少々安心しましたが、倒壊問題はまだまだ長引きそうです。各社報道を見ると、複合的な原因が重なり合い、倒壊につながったようです。全ての要因を公開して、このような事故が二度と起きないように願います。それにしても人身事故にならなくてよかったです。風車を見に行った人がケガしたら、とても心が痛みますから。

新たに報道された内容は、

  • 鉄骨が入っているが、風車本体と基礎との接着が不十分ではないか(風車関連の学会)
  • 倒壊風車は、ナセル回転が故障していた。強風が横から受けていた要因も考えられる(ユーラスエナジー
  • 今回の倒壊にともない、高圧線が切断され、周辺の5世帯が停電した。
  • 原子力安全・保安院は職員2人を派遣し倒壊状況を確認。むき出しになったボルトや鉄筋を念入りに調べた。

いろいろと情報を調べていく中で、静岡県議のブログを見つけました。

静岡KEN-MIN/柏木たけし http://blog.livedoor.jp/ken1968729/archives/50774045.html
「前々から、風力発電の怖さを訴えてきましたが、また倒壊です。沖縄でも相当な数が倒壊しています。
 磐田市が教育施設内に作ることは狂気としか言いようがありません。」

風車建設に反対されているようです。風力発電1〜5まで書いていますが、本質的な所が見えてらっしゃらないようです。高校施設の中に予定されている建設計画(2基)にも危ないから反対の様子。宮古島と今回を同じとするのはまだ早いと思います。状況をよく把握してからお話しされた方がいいと思いますね。それに高校に設置されるのは、環境教育にも役立つと思います。つくば市の事例に学べば、決して悪いことだとは思えません。風力発電機=危険という考え方を改めた方がいいと思います。

海外からは、風車をはじめ自然エネルギーのいいニュースが聞こえてきます。国内でも徐々にですが、理解が深まりつつあります。企業のクリーンエネルギー利用という言葉も度々見かけるようになりました。今回の事故が事前エネルギーの妨げにならないといいのですが・・・