TVの影響力

関西テレビの「あるある大辞典」でデータねつ造がありました。全国各地で紹介された納豆の売り切れが相次ぐ中の、問題発覚に多くの人ががっかりしています。

テレビの影響力の大きさを改めて感じました。

さて日曜19時から放送している「鉄腕DASH」を見ていて、不信を感じる場面がありました。ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線)と自転車で競争をするという企画です。企画の内容については置いてといて、気になったのは走っている場面です。

タレントが乗っている自転車は車道ではなく歩道を、全力で走っていました。歩行者も見えていたので、閉鎖していないようでした。歩道を自転車が全力で走ると言う行為は、とても危険で大きな問題です。それに加えて、歩行者自転車専用信号が赤、自動車信号が直進矢印の状態で、ナレーションは「なんとかセーフ」といいつつ、歩道から歩道へ突き抜けていきました。歩行者自転車専用信号が赤の場合は、自転車は停車しなければなりません。

TV番組で自動車を使うのは、自転車好きとしてうれしいことですが、誤った認識の中で、危険走行を助長する行為は、決して好ましくありません。TVを見た人が同じことをまねて、歩行者にケガを負わせることがないとも言い切れないのです。

メディアは、バラエティだからといって気を抜かず、正しいことを判断できる目を養っていただきたいです。